初めてのミラノ・サローネ2025：必見スポット＆楽しみ方ガイド

ミラノ・サローネ（Salone del Mobile）とは？

毎年4月にイタリア・ミラノで開催される「ミラノ・サローネ（Salone del Mobile）」は、世界最大級の家具・インテリアデザインの展示会です。1961年に始まり、現在では世界中のデザイナーや企業が最新のトレンドを発表する場として注目されています。期間中は、デザイン業界のプロフェッショナルだけでなく、一般のデザイン愛好家も訪れる一大イベントとなっています。

ミラノを初めて訪れる方にとっても、このイベントは最高の体験になるでしょう。本記事では、初心者の方でも楽しめるように、サローネの魅力や必見スポット、楽しみ方を詳しくご紹介します。

サローネ・デル・モービレの魅力と必見スポット

世界最先端のデザインが集結

ミラノ・サローネには、世界中の著名な家具ブランドや新進気鋭のデザイナーが集まり、最新のデザインや革新的な技術を発表します。家具や照明、インテリアアクセサリーなど、多岐にわたる展示が行われ、未来のデザイントレンドをいち早くキャッチできる場となっています。

フオーリサローネ（Fuorisalone）のイベントも同時開催

サローネ・デル・モービレの期間中、ミラノ市内では「フオーリサローネ（Fuorisalone）」と呼ばれる関連イベントが開催されます。街の至るところにポップアップ展示やインスタレーション、ワークショップなどが設置され、ミラノ全体がデザインの祭典へと変貌します。これにより、来場者は展示会場だけでなく、ミラノの街を歩きながらデザインを体感できるのも大きな魅力です。

初心者におすすめのエリア

・ブレラ地区（最寄駅：Lanza駅）：歴史ある街並みと洗練されたギャラリーが特徴。多くのブランドがショールームを開放。

・トルトーナ地区（最寄駅：Porta Genova駅）：革新的なデザインイベントが多く開催される、クリエイティブなエリア。

有名デザイナーや企業の最新コレクション

イタリアを代表するブランド（Kartell、FLOS、Cassinaなど）や世界的なインテリア企業が最新のコレクションを発表します。また、国際的なデザイナーとのコラボレーションや限定モデルの発表もあり、業界の最前線を知る絶好の機会となります。

ライフスタイル全般に影響を与える体験

ミラノ・サローネは単なる家具の展示会ではなく、ライフスタイル全般に影響を与えるイベントでもあります。サステナブルデザインやスマートホーム技術の展示も多く、今後のライフスタイルの変化を予測するヒントが得られます。

また、展示会だけでなく、ミラノのカフェやレストランでもデザイン性の高い空間を楽しめるのも魅力です。初めての方は、ミラノのクラシックなバール（カフェ）でエスプレッソを楽しんでみるのもおすすめです。

2025年の開催情報と初心者向けの楽しみ方

次回のミラノ・サローネは、2025年4月8日（火）～4月13日（日）に開催されます。会場は、ミラノ郊外の「Fiera Milano, Rho」で行われ、各ブランドのブースが並ぶメイン会場に加え、ミラノ市内各地でフオーリサローネのイベントも開催される予定です。

初心者向けのポイント

・会場アクセス：ミラノ中央駅から地下鉄M1（赤線）でRho Fiera駅までの所要時間は約20～30分（時間帯や混雑状況により変動）。会場には大きな案内板がありますが、非常に広いため迷う可能性もあります。公式アプリや事前にマップをダウンロードしておくと、スムーズに回ることができます。

・事前調査がおすすめ：人気ブランドの展示は混雑するため、事前にスケジュールをチェックしましょう。

・歩きやすい靴を準備：会場内は非常に広いため、歩きやすいスニーカーやローファーが最適です。

・フオーリサローネ巡り：ブレラ地区やトルトーナ地区を訪れ、街中のデザインイベントを楽しむのもおすすめ。

・ミラノの食文化も堪能：イベントの合間に、本場のイタリアンやジェラートを楽しんでみてください。

まとめ

ミラノ・サローネ2025は、最新のインテリアトレンドを知ることができるだけでなく、デザインの未来を感じられる貴重な機会です。ミラノを初めて訪れる方でも十分に楽しめるよう、多くのエリアやイベントが用意されています。

初めてのミラノ・サローネを存分に楽しむために、ぜひ本記事のポイントを参考にしてみてください！2025年の開催も今から楽しみですね！