香港出張のノウハウ教えます!移動に便利なサービスと注意点・準備
香港出張の基本情報をチェック!
香港は日本から出張に行く機会が多い国際都市です。
中国調達の窓口で、アジアを代表する大型展示会・見本市なども開催。
金融などの欧米の会社のアジア拠点でもあります。
初めての香港出張にも、頻繁に行く人も、香港出張の便利なサービスをチェック!
香港の出張計画は?
香港空港へのフライトは、JAL、ANA、キャセイパシフィック航空などが関空・羽田・成田空港などから通常は毎日複数回運行しています。
所要時間は約4時間と短いので、移動日も半日使えます。
香港の面積は東京都の半分くらいで移動に時間がかからないため、出張日程は最短で1泊2日が可能。主流は3日くらいです。
キャリーケースは機内持ち込みできるサイズがおすすめ。空港で荷物を待つ時間がなくスピーディーに動けます。
香港出張にビザは必要?
香港滞在90日以内の出張はビザ不要です。
但し就労にあたる用件だとビザが必要。
展示会の出展者の場合、説明だけならビザ不要ですが、販売やサービス提供を行うとビザが必要です。
香港出張の服装は?
香港の温度は、秋・冬・春は日本より高めです。
真冬用の服装は不要ですが、そのほかは日本と同じ服装で大丈夫。
気を付けたいのは夏です。室内は冷房で非常に寒いので、長袖の上着・カーディガンなどがないと凍えます。
現地のビジネスウェアはノーネクタイに半袖か長袖シャツ。ややカジュアルで大丈夫です。
香港の交通の注意点
香港は電車路線が充実していて出張者に便利です。
MTRという地下鉄を中心に、多くの路線が走っています。路線図を入手しておきましょう。
電車やバス、フェリーなどに乗るときには基本的に小銭が必要です。オクトパスという交通系電子マネーを買うと便利。
タクシーは通勤時間帯には渋滞するので要注意です。特に香港島と九龍とを結ぶトンネルは激しく渋滞します。
香港のホテル事情
香港は土地が少ないのでホテルは高額で狭めです。
代表的な繁華街はCauseway Bay(銅鑼湾)やTsim Sha Tsui(尖沙咀)ですが、電車が便利なので、少し離れた駅の近くのホテルを選ぶのもおすすめです。
多くの駅に立派なショッピングセンターがあり、夜遅くまで飲食や買い物を楽しめます。
国際都市香港の出張に便利なサービス
香港は出張客に便利なサービスを提供しています。使いこなせばとても便利。
空港との移動はエアポート・エクスプレス
空港との移動にはエアポート・エクスプレスという特急が便利です。空港から24分で香港駅に到着。
駅からは無料シャトルバスでのホテル送迎まで付いています。
帰国時に便利なのは香港駅・九龍駅でのインタウンチェックイン。荷物を預けてフライトのチェックインを済ませれば、帰国日も身軽に活動できます。
年3回でイミグレ特別対応!
香港は入国審査の列が長く時間がかかるのが出張者の悩み。
頻繁に香港を訪れる人はFrequent Visitor e-Channelというサービスが絶対おすすめです。
直前の12か月に3回以上香港を訪問していることが条件。詳細はWEBサイトをチェック。
列に並ばずに入出国審査に進めるのは外交官になった気分です。
香港と中国本土との関係
香港はイギリスの植民地でしたが、1997年に中国に返還されました。
それまでの香港の体制を50年間維持するという約束があり、香港は中国とまるで別の国のように、別制度で運営されています。
このため入国審査も中国とは別で、中国と香港との間にも入国審査があります。
中国は香港を統合する動きを強めていて、香港では反対運動が起きています。
香港ツーリストライブマップなどで危険な地域をチェックして安全を確保しましょう。
香港空港経由で中国本土に出張
香港は海外ビジネスの中国との窓口として発展してきました。
深圳、広州、中山、東莞、珠海への出張には香港空港を経由するのも便利です。
どの都市もフェリーでアクセス可能。香港空港でフェリーに乗り換える場合は香港の入国審査が不要です。
広州には高速鉄道や直通電車もあり、目的地によって選択。
深圳には電車やバスでも行かれます。
香港出張の注意点
初心者でもハラハラしないための香港出張の注意点をチェック。
・香港空港は巨大で、出国審査を通過してから遠い搭乗口までは20分以上かかります。ショップもたくさんあって目移りするので早めに到着すること。
・荷物検査は他の空港より厳しいです。手荷物の大きさや、電池・ライターなどの危険物に注意。
・持ち物は、トイレ用のティッシュ、レストランで使うウェットティッシュ、虫よけ、日焼け止めが必携です。コンセントアダプターはBFタイプ用を準備。
・治安は暴動などが起きていなければ良好ですが、スリには注意。カバンは必ず上が閉まるものを。
・台風の勢いが強く、台風警報「シグナル8」が出たら会社は休みです。危険なので建物から出ないように。
香港出張を楽しもう
香港は海外からの出張客が多く、訪問者に便利な都市です。
公用語が英語と広東語(表記は旧漢字)なのも、日本人には理解しやすくホッとします。
ホテルや空港など旅行客相手の場所では英語がしっかり通じるのも安心です。
便利なサービスを使いこなして、香港出張を楽しみましょう。
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