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ミラノの中心に鎮座する「ドゥオモ」の威容

ミラノの中心に鎮座するドゥオーモの正面やや左からの写真です。手前に観光客の姿が見えます。

その歴史は1386年から

ミラノの中心で威容を誇るドゥオモ。ミラノについたら、まずこのドゥオモを目にしないで過ごすことは不可能に近いほどの存在感があります。
2019年のミラノは、レオナルド・ダ・ヴィンチの500年忌で盛り上がっています。
高名なレオナルドがミラノの地を踏むずっと前、1386年からドゥオモの建築が始まりました。
それから500年以上をかけて、1800年代後半に完成するという非常に長い歴史を持っています。
ゴシック建築と呼ばれる様式の典型であるミラノのドゥオモ、特徴の尖塔は135本、建物を装飾する彫刻は3159個もあります。

世界で3番目に大きなカトリック教会

ミラノの空に向かって伸びる数々の尖塔が圧巻のドゥオモは、バチカンにあるサン・ピエトロ大聖堂、スペインのセビリアにあるカテドラルに次いで3番目に大きなカトリック教会の建築物といわれています。
夏ならば青い空、冬ならば霧の中にたたずむ真っ白な大理石は、ミラノの北西100キロほどのところにあるマジョーレ湖周辺から運ばれてきました。
有名な映画監督ルキーノ・ヴィスコンティの遠いご先祖にあたるミラノの領主が、この白い大理石にこだわり、領地であったマジョーレ湖近くの産出地からドゥオモ建設のために奉納したという言い伝えがあります。

テーマは聖母マリア、そしてミラノの聖人アンブロジウス

ドゥオモの一番高いところで、ミラノの街を睥睨している彫刻は聖母マリアです。
ドゥオモの外観と内部は、聖母マリアやミラノの守護聖人アンブロジウスなどをテーマにした彫刻で飾られています。ミラノっ子にとっては、ドゥオモがまさに物理的にも心理的にもミラノのシンボルといわれる所以でしょう。
木造建築に慣れた私たち日本人から見ると、大理石で構成されたドゥオモはとても重厚でクールな感じです。
ドゥオモ内の各祭壇、燭台、ステンドグラス、パイプオルガンは、イタリア国内でも屈指の出来といわれていますから見学必須です。

ドゥオモの上までのぼることができる!

しかし、なんといってもミラノのドゥオモの最大の特徴は135本の尖塔です。
はるか天上まで届きそうな尖塔を、目の前に見ることができるのをご存知ですか。
そう、ミラノのドゥオモは上まで上がることができるのです。
ただし、階段で上るかエレベーターで昇るかで入場料が変わってきますからご注意を。
ミラノの観光地の中でも特に人気の高いドゥオモは、予約をしてから見学することをおすすめします。
また、英語であればガイド付きツアーもあります。
必ず、ミラノドゥオモ公式ホームページから予約してください。

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