基本のビジネス英語【自己紹介】の3つのポイント
ビジネスシーンで自己紹介はつきものです。初対面のビジネスパートナーや新しい仕事仲間に自分を知ってもらうための絶好のチャンスですが、何を言えばいいのか分からず戸惑うこともあるかもしれません。今回は、ビジネスで英語を使って自己紹介をするためのポイントを例文を挙げながら紹介していきます。
ポイント1:氏名を伝える
個性が重要視される英語圏では、アイデンティティーの象徴の一つである「名前」をしっかり伝えることがとても大切です。“Hello”(こんにちは)や“Nice to meet you”(初めまして)など簡単な挨拶に続けて、まずは自分の名前をしっかり名乗りましょう。
Hello. My name is Masashi Suzuki. Please call me Masashi.
こんにちは。鈴木マサシと申します。マサシと呼んでください。
日本の名前の多くは英語圏の人にとって馴染みがありません。姓と名との区別ができるように、“My name is 名+姓”の順ではっきりと発音しましょう。
“Pease call me Masashi.”(マサシと呼んでください)と付け加えたり、“Call me Max”(マックスと呼んでください)のように外国向けのニックネームなどがあると親しみすさもアップします。
ポイント2:会社や役職を伝える
自己紹介を聞く人にとって、「これから一緒にビジネスをしていく相手がどのような仕事をしているのか」は大切な情報です。所属している部署や役職、会社名などをかんたんに説明しましょう。
I am the project manager for System Division.
システム部でプロジェクトマネージャーをしています。
I work in the human resource for Z Company in Tokyo.
東京にあるZ社の人事部で働いています。
人数が多かったり時間が限られていたりするときは、次のように名前と所属だけを簡潔に述べることもよくあります。
Masashi, marketing.
マーケティング部のマサシです。
ポイント3:その場にいる目的を伝える
名前と仕事内容をかんたんに説明したら、なぜその場(ミーティングや顔合わせなど)に同席しているのかを述べます。
I am joining your team from today.
今日から新しくチームに加わります。
In this meeting, I will give you some updates on the project.
(この会議では)後ほどプロジェクトの進捗を発表します。
I am here as your translator today.
今日は通訳として参加します。
締めの言葉を忘れずに
自己紹介の終わりには必ず締めの言葉を入れましょう。その場の雰囲気も和みますし、表現の仕方によっては聞く人への好印象にも繋がります。
I am excited to work with you. Thank you.
一緒にお仕事ができることを嬉しく思います。
I hope we will make a great team!
素晴らしいチームを作れたらと思います!
Nice to meet you all. Thanks!
この度はお会いできて光栄です。よろしくおねがいします!
最後の“Thank you”には、日本語でいう「よろしくおねがいします」に似たニュアンスが含まれ、締めの言葉として頻繁に使われています。
簡潔に重要な情報を!
ビジネスシーンにおける自己紹介は、「名前」の他に「どのような仕事をしているか」そして「なぜこの場にいるのか」が大きな3つのポイントになります。
稀に、過去の経歴や実績などを長々と話してしまう人もいますが、踏み込んだ自己紹介などは、後のコーヒーブレークやランチタイムなどにとっておくのが好ましいでしょう。
まずは基本をおさえた簡潔な自己紹介をマスターし、場合や相手に合わせてふさわしい言葉遣いや伝えるべき情報が選択できるように準備することをおすすめします。
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