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基本のビジネス英語「挨拶」の正しい表現とは

基本のビジネス英語「挨拶」について解説する記事中のイメージ画像です。数人のビジネスパーソンが輪になって立っており、手前の2人が笑顔で握手しています。

出会いの際の挨拶

ビジネスパートナーと実際に顔を合わせる場面は多くあると思います。その際、気持ちのいい挨拶ができると相手への印象アップだけでなく、その後のコミュニケーションや仕事の効率化も期待できます。

フォーマルな表現のHow do you do?

代表的な初対面の挨拶の一つです。かなりフォーマルな表現なので親しい関係にある相手や同僚に使うことはほとんどありません。

相手の調子を尋ねる”How are you?”(お元気ですか)という意味でも使われることもありますが、ビジネスの初対面では「初めまして」を表す挨拶なので、返答する際も“How do you do?”とするのが適切です。

一般的な表現のNice to meet you.

ビジネスでもプライベートでも使うことができる一般的な挨拶に“Nice to meet you”(初めまして)があります。前述の”How do you do?“ほどかしこまった表現ではないため、実際はこちらが多く使われています。

他にも、“It’s a pleasure to see you.”や“I am happy to meet you.”も同じ意味で使われます。

ビジネスでも使えるカジュアルな挨拶

相手との信頼関係が築かれるにつれ、フォーマルよりもカジュアルな言葉のほうが好まれることもあります。

How are you doing?(お元気ですか)
Good to see you again.(再びお会いできて嬉しく思います)
What’s up?(調子はどう?) ※かなりカジュアルな表現

別れ際の挨拶

別れ際の挨拶は“Good bye”(さようなら)だけではありません。特にビジネスシーンでは、次のような挨拶は気持ちのいいコミュニケーションの実現に繋がります。

It was nice to see you.(お会いできて嬉しかったです)

ミーティングなど相手との交流に対する感謝の意を表しましょう。特にその場が初対面であった場合には有効です。

Have a good day. (よい一日を)

別れ際によく使われる挨拶です。会議など面と向かっての会話に関わらず、メールや電話でも使うことができます。TPOに合わせて“Have a good evening”(よい夕方を)や”Have a great weekend”(よい週末を)などアレンジして使うのが一般的です。

I hope to see you soon.(またお会いできることを祈っております)

今後もビジネスでのお付き合いを続けていきたいという気持ちを表します。他にも、“I look forward to seeing you.”(またお会いできる日を楽しみにしております)や”We will talk soon.”(またご連絡いたします)などがあります。

挨拶に大切なのは態度と心!

ビジネスで使える挨拶の英語フレーズを紹介してきましたが、挨拶とは人と人との直接のコミュニケーションであることを忘れてはいけません。

決まったフレーズをただ口にするのでは、その場を和ませたいという意図や相手に対する敬意がうまく表現できないこともあります。特に英語圏では、相手の目を見て話したり、初対面でも笑顔で明るく話すことはとても一般的です。手を差し伸べられたら、しっかり相手の目を見て笑顔で握手できることが好ましいです。

もちろん、英語圏でもとても丁寧なジェスチャーとして認識されている日本式の「お辞儀」も相手に好印象を与える挨拶の一つです。

大切なビジネスパートナーに好印象を与えられるような丁寧なしぐさと、時と場所に応じた挨拶をしっかり使いこなせるようにしましょう。

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