ミラノといえばファッションブランド。ショッピングの定番&スポットとは

首都ローマよりもトレンドに敏感な町ミラノ

ミラノコレクションが行われるためか、ミラノはイタリア国内では群を抜いてトレンドに敏感な町とされています。
それを証明するかのように、スターバックスもユニクロもイタリアでの第1号店をミラノにオープンしているのです。
また、いかにもヨーロッパの町らしいエレガンスが漂うミラノの街には、ハイブランドもよく似合います。
購入はしなくても、ウィンドーショッピングをするだけでヨーロッパにいることを実感できるのです。

ミラノの優雅なシンボル「ガッレリーア」

ミラノの中心にあるドゥオモに隣接するように建てられているのが、「ヴィットーリオ・エマヌエレ2世のガッレリーア」と呼ばれるアーケード付きショッピング街です。このアーケードは、19世紀の後半に完成しました。
ガッレリーア内には、プラダ、トッズ、グッチ、ルイ・ヴィトンなど、ヨーロッパが誇るハイブランドがズラリ。
ガッレリーアの作りそのものが非常に優雅であるため、アバンギャルドなコレクションを並べるブランドもエレガントに見えてくるから不思議です。
そのほか、バールの老舗や美術書専門店、革の手袋のお店などが並び、古き良きヨーロッパを彷彿とさせる空気が漂っています。

4つの通りから構成される「モードの黄金エリア」

ミラノは初心者にとってもお買い物がしやすい町です。
ローマのようにごちゃごちゃとした喧騒もなく、フィレンツェよりもスペースに余裕があり、中心地区にハイブランドをはじめ洗練されたお店が集中しているためです。
ドゥオモ周辺は、ガッレリーアをはじめどの道に迷い込んでも思わず立ち止まってしまうようなウィンドーが並んでいます。
とくに、ドゥオモの北側に位置する「モードの黄金エリア」には、メイド・イン・イタリーの粋を集めたお店がずらり。
この黄金エリアを形成しているのは、モンテナポレオーネ通り、マンゾーニ通り、スピーガ通り、ヴェネツィア通りの4本。この4本の道に囲まれた台形のゾーンは、世界中の富裕層を熱狂させる商品がそろっているのです。
とくに、紳士服専門店の充実ぶりは、イタリア男がイケメンなのもうなずけるレベルです。

プチプラブランドも充実！

ミラノのマダムたちがさりげなく身につけるハイブランドの印象が強いミラノですが、実はプチプラブランドも充実しています。
ユニクロが、イタリアでの第1号店をオープンさせたのは記憶に新しいところですが、ZARAやKIKO MILANOなど、女性へのお土産に最適なお店も数多く揃っています。
また、ミラノ中央駅からほど近い「ガエ・アウレンティ広場」周辺にも、スポーティでリーズナブルなブランドが多々あり。
ウィンドーの着こなし方を参考に、ぜひミラノのファッションを取り入れてみてください。