展示会に参加する3つの目的｜業界の情報が集まる展示会を活用しよう

展示会に参加する目的は？

展示会・見本市は、同じカテゴリーの製品・サービスが集結し、業界のトレンドや新製品を一度に確認できるイベントです。
自分が手掛けるカテゴリーに合う展示会があれば、参加しない手はありません。
マーケットトレンドや最新情報を入手し、多くの人と接触できるチャンスです。

【展示会に参加する目的：１】商品を紹介したい

商品を売りたい人にとって、展示会参加といえば出展です。
バイヤーなど業界の多くの人に商品を知らせたいときに最適な手段といえるでしょう。
展示会場のブース設営、当日の運営など、費用と人手がかかります。

フォローアップが重要

展示会に出展したら、当日のPRと並んで重要なのは、フォローアップの営業です。
商談のメモや名刺を元に、まずはブース訪問のお礼メールを出しましょう。
できれば商談で興味を持ってもらった内容に触れ、なるべく定型の御礼メールではなく、具体的に書くのがポイントです。

【展示会に参加する目的：2】取扱商品を発掘したい

商品を買いたい人にとって、展示会参加の主な目的は商品の買い付けです。
特に海外展示会は日本に紹介されていない商材を発掘するのに好適です。
展示会場は広く、多くのブースがあるので、具体的な商談ができるように準備してから行くことが大切です。ホームページなどで興味がある会社を事前にチェックしましょう。

価格チェックは具体的に

価格などの情報を聞いたままメモすると、あとで比較するのに困ることがあります。
価格は、購入ロットや、送料などが含まれているかなど、条件を確認することが大切です。
海外の会社の場合は、物流費用の条件（輸送手段や、FOBかCIFかなど）や通貨も要確認です。

【展示会に参加する目的：3】マーケットトレンド視察

業界動向を知るために展示会を見学したいという人もいるでしょう。情報収集も展示会の活用方法の一つです。
業界を代表する展示会は、新商品やマーケットトレンドが一度に把握できるチャンスです。
セミナーが開催される展示会もあります。最新トピックスに関するセミナー出席で専門知識を深めるのもよいでしょう。

報告書で視察の意義をアップ

会社の仕事で展示会に参加する場合はもちろん、自分の記録のためにも簡単なレポートを作成することがおすすめです。
業務に関係する分野の展示内容や、気になった商品のスペックや価格などの具体的な情報と写真を掲載します。
報告書を作ることで、展示会の観覧の際に焦点を絞って見るようになり、また、振り返って整理できるという意味があります。

展示会に参加しよう

展示会は業界の多くの会社が一堂に会する情報の宝庫です。
売りたい人にとっても、買いたい人にとっても、メリットがたくさん。
自分のビジネスに合った方法で、展示会を活用してはいかがでしょうか。