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輸入ビジネスの始め方と魅力について
輸入ビジネスは個人の方でも気軽に始められることから密かに注目を集めています。
しかし、知識がないと成功できずに挫折してしまう可能性も高くなります。
今回は輸入ビジネスの魅力と始め方についてご説明します。
輸入ビジネスの魅力
まず初めに輸入ビジネスの魅力についてチェックしてみましょう。
小さな金額から始められる
輸入ビジネスは小さな金額から始められるという魅力があります。最初は小さな金額から初めて、少しずつ商品数や在庫を増やすことで利益を積み重ねることが可能です。
例えば1000円で購入したものを3000円で販売できれば2000円の利益となります。次はその3000円で1000円のものを3つ買えば単純計算ですが9000円となり、6000円の利益となるということです。
ネット環境さえあればどこでもできる
輸入ビジネスはネット環境があればどこでも作業することが可能なのも魅力の一つです。
もちろん、商品の受け取りや発送するための場所が必要ですが、基本的には「リサーチ」することが仕事なのでスマートフォンやタブレットなど空いた時間を有効活用できます。
外国語が使えなくても特に問題ない
輸入ビジネスと聞くだけで「英語ができないから無理」と考えてしまう方も少なくないでしょう。しかしネットで完結する初歩的な輸入ビジネスであれば、外国語ができなくても特に支障なく始められます。
今ではGoogle翻訳などで英訳や和訳も簡単ですし、精度も高くなりました。サイトをまるごと翻訳したり、支払いや購入ページも一度翻訳すればあとは悩むこともありません。
輸入ビジネスの始め方
次に輸入ビジネスの始め方についてチェックしてみましょう。
輸入ビジネスはリサーチから始めよう
輸入ビジネスの基本はリサーチです。いきなり商品を購入して売ろうとするのではなく、念入りに調べることから始めます。
最初に購入するためのサイト、次に販売するためのサイトをリサーチします。その他にも価格帯や相場、実際にどれくらいの金額で売れるのかを見極めるために複数のショッピングサイトやオークションサイトを見つけておくことが大切です。
買うサイトと売るサイトを決めよう
次に買うサイトと売るサイトを決めます。買うサイトについては海外から日本へ発送が可能なこと、日本からアクセスして支払う方法があるかをチェックしましょう。日本のクレジットカードが対応していない場合でもPayPal経由で支払可能なケースもありますので、しっかりと調べることが大切です。
そして売るサイトですが、最初はオークションやフリマアプリで出品して販売する方法にして、次にAmazonや楽天、ゆくゆくはECサイトの構築に移行するのがおすすめです。
最初は小さくて壊れにくいものがおすすめ
輸入ビジネスでは物理的な商品を扱うため、慣れないうちは小さくて壊れにくいものを取り扱うのがおすすめです。在庫を抱えても売れると考えられる場合でも、なるべくなら「手元で保管する期間を最小限」にすることで商品の劣化や破損を防ぎましょう。
また、小さくて壊れにくいものであれば送料についても低価で済みます。
最初からハイリスクハイリターンを狙うのではなく、ローリスクでもまずは堅実に利益をあげて、ビジネスの成功パターンを体得していくことが大切です。
輸入ビジネスの注意点や問題点
次に輸入ビジネスの注意点や問題点について把握しましょう。
関税や送料や手数料に注意
初心者の方が陥りやすいのが関税や送料、手数料の誤認や計算間違いです。国や商品によって関税が異なることや送料は海外から自宅、自宅から顧客の2種類必要だということを忘れないでください。その梱包資材などが必要であれば、1つの商品にいくら必要なのか考えておく必要もあります。
単純に海外の販売価格と国内の相場だけで取引するのではなく、総合的に仕入れから販売までの費用と販売価格を考えることが大切です。
輸入が禁止されているものに気を付けよう
海外サイトで購入できて、日本向けに発送してくれる商品であったとしても輸入が禁止されているもの、または特定の資格がないと罰せられるものが存在します。基本的には怪しい商品に手を出すのではなく、明らかに法律で禁止されていないもの、安全なものを輸入することが求められます。
海外と日本の法律が違うということ、海外ではOKでも日本ではNGのものもありますから、最低限下調べをしてから輸入することをおすすめします。
誰でも簡単に「儲けられる」わけではない
輸入ビジネスの謳い文句として「誰でも簡単に儲けられる」という表現があり、初心者の方が誤解されることが非常に多いです。
輸入ビジネスは誰にでも簡単に始めることができますが、確実に儲けられるかどうかは別の話であると理解しましょう。
よくあるのが、現時点で飛ぶように売れているトレンドの商品を大量に輸入、在庫を抱えたのは良いけれど競合との価格競争で負けてしまい、トレンドが過ぎ去った後、全く売れなくなってしまうことです。
もしくは海外からの輸入のみだと判断した商品が公式に日本で販売路線を拡大することになり、公式の価格で販売されてしまうことで、在庫として抱えた商品が利益を出せないどころか売ってもマイナスになってしまうような状況も考えられます。
輸入ビジネスの基礎である「リサーチ」をしっかりと行いながら、リアルタイムで売れる商品を「すぐに売ること」を意識しながら進めるのがおすすめです。
輸入ビジネスをさらに発展させるには
ある程度輸入ビジネスになれて、さらに発展させたいと考えるなら、海外の企業やメーカーと直接交渉して契約し独占的に商品を取り扱う方法が考えられます。同時に個人向けの販売ではなく、企業やショッピングサイト向けに販売を展開することができれば利益の幅も広がりますし、何よりも収入が安定します。
しかし、実際に発展させるためにはより深い知識や経験を必要としますので、専門家に相談しながら確実に発展させることをおすすめします。
まとめ
輸入ビジネスはコツさえわかれば小さな利益から大きな利益に結びつけることが可能です。リサーチに慣れてくれば短時間で調べられますし、関税や送料、手数料などの計算も早くなりますから、実作業する時間も少なくなるでしょう。
大事なのは輸入ビジネスをギャンブル的感覚で始めないことです。確実に売れるものを確実に輸入する、まずはそこから意識して始められると良いでしょう。
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