【初心者向けの心構えの話】「外国株式」に親しむために
今回のテーマは外国株式です。外国というだけで、いきなり「なんだか難しそう」と思ってしまう人がたくさんいるようです。しかし実際には、難しいことはありません。大事なのは、基本を抑えることです。そこで今回は、このあたりをご紹介したいと思います。
まずは、どんな内容なのか、という導入として、お伝えしたいことがあります。今回の記事では、取引についての技術的な部分は扱いません。大事なのはあくまでも、心構えです。どんな意識を持って外国株式と向き合うのか。それでは参りましょう。
外国株を始めるにあたり知っておきたい基本知識
外国株式の基本として、当然、株式についての基本は知っておく必要があります。株式を買うというのは、会社の未来に賭ける、希望を託すという行為です。もしも、外国の(上場している)好みの会社がすでにあるなら、そこから始めてみるのがいいかもしれません。
数字の世界のように思えますが、株式の実態はこの世に存在する会社です。そして、その会社の業績を左右するのが経営者であり、社員の一人一人です。このような理由から、会社を知る、どんなビジネスなのかを理解することは非常に重要になります。
このような「ソフトな面」は重要視すべき要素の一つです。
他には、株式投資の計画性も重要です。どのようなスパンで、どれだけの利益を求めて投資をするのか。その額に達するためには、どれだけの学習、準備、実践が必要なのか。
外国株式に触れたばかりの段階では、正直、ここまで考えるのは簡単ではありません。しかし、絶対にないがしろにしないで欲しいことです。取引を始める最初の段階だからこそ、この点を意識することで、堅実なスタートを切ることができるでしょう。
計画性として、具体的に意識してもらいたいのが、未来を考えることです。未来を想像して、そこにどんな自分がいるのか考えてみてください。株式でどのような成果を上げているでしょうか?できるだけ具体的にイメージすることが肝要です。
イメージが難しい場合でも、ノートにメモするかたちでいいので、色々と書いてみてください。毎月どれだけの利益を上げたいでしょうか?次に、その数字の利益を上げるためには、どれだけの量の取引が必要か考えて(ネットで簡単に調べられます)みましょう。
多くの場合「こんなにたくさんの資金が必要なのか」と驚くことでしょう。これは、堅実な投資と、夢見がちな投資イメージとの間の壁を取り払うために効果的なステップです。実際には、私たちがイメージするよりも、投資というのは地味で細かなものなのです。
多くの人にお金が足りないというような問題がふりかかります。稼ぎたい額に対して軍資金が足りないことが、往々にしてあります。そんな時、あなたならどうするでしょうか?レバレッジをかけますか?もちろん、それも可能です。お金の代わりに他の武器を使うことも可能です。
投資には、様々な要素が絡んできますが、軍資金が少ないならば「時間」を味方につけることをおすすめします。時間をかければかけるほど、少ない資産であっても、増やしていくことができます。もちろん、どちらも引き上げるのが理想ですが、まずは、早めに参入することです。そして、数年、いや、数十年と眠らせるというやり方も秘策としてあります。
そして、投資から得られる利益は全て投資に回します。これは「複利」と言われる手法です。こうすることで、どんどんお金を増やしていくことができます。長期的な投資を考えるとなると、一企業への投資ではなく、インデックスを使うのが得策でしょう。インデックスとは、簡単に言えば、複数企業の業績をまとめて計算したものです。その中で、すでに、投資先の分散が実現している、と言うことができます。
この長期投資の背後にあるのが、未来に向けて今を構築していくという思考です。数十年後に、いくらの利益を目指すでしょうか?それに応じて、今の投資を決めましょう。もちろん、その際には、複利についても計算に入れる必要があります。複利の計算はツールさえ活用すれば決して難しくありません。簡単に計算できるアプリもあります。
まとめ
このように(外国株式の投資などを通じて)未来から現在に遡って考える癖がつくと、なんでも計画的に実行できるようになります。これは人生の最強武器と言っても過言ではありません。今まで「あらゆることを先延ばしにしてきた」人におすすめします。期限ギリギリにならないと仕事に着手しない、宿題はいつも前日の真夜中。そんな過去に別れを告げましょう。
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