英語ビジネスメールで「はじめまして」の挨拶は？生成AIを活用

生成 AI を活用して「はじめまして」の英語メールを書く

英語ビジネスメールで「はじめまして」の相手への挨拶はどう書いたらいいでしょうか？
日本語を直訳しても英語メールとしてふさわしい言い回しにならないのが難しいところです。
そんなときに ChatGPT などの生成 AI は強い味方になります。
本記事では初めての相手への英語ビジネスメールの書き方を、生成 AI を活用して作成する手順と文例で解説します。
英語メールを書いたことがない人でも簡単です。
「はじめまして」の挨拶にあたる例文も参考にしてください。

生成 AI を使った英語メールの作り方

では早速生成 AI を使って英語メールを作っていきましょう。

生成 AI にログイン

生成 AI の利用が初めての人はアカウント登録をします。
・オープン AI　ChatGPT （リンク）
・マイクロソフト　Copilot （リンク）＊Windows11等で使用可
・グーグル　Gemini （リンク）
など。どれも一定部分を無料で使えます。
Google や Bing 等の検索サイトにある AI チャットボットではなく、生成 AI の専用サイトやアプリを使うのがおすすめです。

生成 AI に指示

メッセージを入力する欄に指示の内容を入力します。
指示は日本語で OK です。短い文章で、なるべく分かりやすく書くのがポイント。
ここでは以下のように指示してみます。

海外のショップ宛てに英語のビジネスメールを作成してください。ビジネスメールとして適切なフォーマットや文体で、簡単な言葉でシンプルに書いてください。
内容は以下の通りです。
・受取人：Interior Best（アメリカのショップ）
・差出人：水谷真一（輸入インテリア雑貨ショップ「Good Interior」を運営）
・自己紹介をする
・あなたの商品を購入して日本で販売したい。
（以下略）

修正指示

指示するとすぐ AI が回答を出力します。
「もっと簡単な言葉で書いてほしい」「もっと丁寧に」などのリクエストがあれば、回答に続けてその旨を指示し、修正してもらうことができます。

回答を確認

満足する回答が得られたら最終確認です。
・指示した内容と回答が合っているか？
・メールのフォーマットや文体、文法などにおかしいところはないか？　など。
不安なところがあれば AI に聞いてしまいましょう。
尚、AI は間違えることがあるので確認は必須です。少なくとも書かれている意味を確認してから送信してください。

「はじめまして」の挨拶にあたる例文

完成したメールの冒頭「はじめまして」の挨拶にあたる部分は以下の通りです。（若干修正を加えています）

英語メールの文例

件名： Wholesale Inquiry for Interior Goods

Dear Interior Best Team, *

My name is Shinichi Mizutani, from “Good Interior,” a Japanese shop specializing in imported interior goods.

I am writing to inquire about the possibility of purchasing your products for resale in Japan.

（日本語訳）
件名：インテリア雑貨の卸販売について（お問い合わせ）
Interior Best 様
水谷真一と申します。日本で輸入インテリア雑貨ショップ「 Good Interior 」を運営しています。
貴商品を購入して日本で販売することが可能かお尋ねしたく、メールさせていただきました。

＊担当者の名前が分からない場合。分かる場合は「 Dear Mr.～, 」か「 Dear Ms.～, 」、性別不明なら「 Dear フルネーム,」

初めましての相手には自己紹介

初めての相手宛てのメールでは書き出しの部分でまず自己紹介をします。続けてメールの趣旨の説明です。
「はじめまして」にあたる挨拶は特に必要ありません。
例文は個人事業主のケースでしたが、会社員が自己紹介する場合には以下の通りです。

My name is 【自分の名前】, and I am 【役職・仕事の種類】 for 【会社名】.

続けて会社や自分の仕事について簡単に紹介するといいでしょう。

「はじめまして」の英語メールを送ってみよう

生成 AI を活用して初めての相手宛の英語ビジネスメールを作成する手順と例文を解説しました。
英語のビジネスメールには独特のフォーマットやルール、丁寧な言い回しなどがありますが、生成 AI を使えばビジネスパーソンらしい英語メールを作成することが可能です。
初めて英語メールを書く人でも違和感のないメールを出すことができます。
「連絡してみようかな」と思ったら臆せず「はじめまして」のメールを送ってみてはいかがでしょうか。