ドイツ現地で楽しむおすすめのドイツ料理

ドイツといえば、ビールやソーセージがまず思い浮かびますが、実は多彩で奥深い料理が楽しめる国です。現地でしか味わえない本場の味や、日本ではなかなか体験できない伝統的な郷土料理を巡る旅をしてみませんか？今回は、ドイツ旅行中にぜひ試していただきたいおすすめのドイツ料理をいくつかご紹介します。

1. ソーセージ（Wurst）
ドイツ料理といえばやはりソーセージ。地方ごとに特色があり、種類も豊富です。

●ブラートヴルスト（Bratwurst）：焼きソーセージで、ドイツの街角の屋台でもよく見かけます。パンと一緒に食べるのが定番。グリルで香ばしく焼かれた香りが食欲をそそります。

●カリーヴルスト（Currywurst）：ソーセージに特製のカレーソースをかけた一品。ベルリンでは特にB級グルメで有名です。ジューシーなソーセージに濃厚なソースが絡み、スナック感覚で食べられるのが魅力です。

2. シュニッツェル（Schnitzel）
オーストリアの代表的な料理ですが、ドイツでも非常に人気です。薄く叩いた肉をパン粉で揚げたもので、豚肉を使う場合が多いです。

●ウィンナーシュニッツェル（Wiener Schnitzel）: 子牛肉の薄切りにパン粉をつけてバターで焼き、レモンを絞ってさっぱりいただきます。

●イェーガーシュニッツェル（Jägerschnitzel）: 濃厚なキノコのクリームソースがかかったバリエーションで、ソースの旨味が肉と絶妙にマッチします。

3. プレッツェル（Brezel <英語表記Pretzel>）
ドイツのパン文化を象徴する一品で、ビールのお供としても最高です。ほんのり塩味が効いており、シンプルながらも満足感があります。焼きたてのプレッツェルは、外側が香ばしく内側がふんわりとした食感で、特に地元のベーカリーで購入するとその違いを実感できます。

4. ザワークラウト（Sauerkraut）
「すっぱいキャベツ」という意味の特徴的なサイドディッシュで、ソーセージやポーク料理と合わせるのが一般的。寒いドイツでは貴重な野菜の保存食です。程よい酸味と柔らかい食感が脂っこい料理をさっぱりとさせ、主菜を引き立てる名脇役です。

5. シュヴァインスハクセ（Schweinshaxe）
外はカリッと、中はジューシーに仕上げられた豚足のロースト。特にミュンヘンなどのバイエルン地方で有名です。皮のパリパリ感と中の柔らかい肉質のコントラストが楽しめる一品です。

6. アイスバイン（Eisbein）
豚肉（塩漬けの豚すね肉）を、タマネギ、セロリなどの香味野菜やローリエなどの香辛料とともに煮込んで作るドイツ料理を代表する家庭料理である。ドイツ語で「Eis＝氷」、「Bein＝脚」から、かつて動物の骨をアイススケートの靴のエッジとして使用していたことが由来という説や肉に含まれるゼラチン質がいったん煮込んでから冷えて固まると、氷のように見えるからという説もあるそうです。※「アイスヴァイン（Eiswein）」という、ドイツワインがあります。アイスヴァインは、凍らせたブドウの果実から作られた甘口の高級白ワインで、やはり本場ドイツでよく知られている名物です。

7. ドイツのデザート
食事の締めには甘いものも欠かせません。

●シュトゥルーデル（Strudel）：ドイツ語で「渦巻き」の意味で、幾層にもリンゴ、レーズン、ナッツ等を中に入れて生地で巻いて焼き上げたお菓子です。

●シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ（Schwarzwälder Kirschtorte）: シュヴァルツヴァルト（黒い森）を模したチョコレートケーキ。サクランボ（キルシュ）、チョコレート、ホイップクリームの層が美しい。

まとめ
ドイツ料理は、地域ごとの多様性や素材の活かし方が魅力です。現地を訪れた際には、ぜひこの記事を参考に、さまざまな料理を試してみてください。あなたの旅が、美味しい食体験で彩られますように！

2月には、ドイツで開催される世界最大規模の国際展示会「アンビエンテ（Ambiente）」があります。海外出張と旅行を一緒に計画されてはいかがでしょうか？お一人で挑戦するのに不安がある、または現地で確実に商談を成功させたい場合は、お気軽にご相談ください。