「メゾン・エ・オブジェ」とは フランスの粋をここに!
開催は1年に2回
フランスのパリで毎年1月と9月に開催される見本市「メゾン・エ・オブジェ」。家具やホーム雑貨を対象としたフェアになっています。
欧州では、ミラノ・サローネ、ケルン国際家具見本市とならぶ三大フェアのひとつとして、今後のトレンドの傾向を知る重要な見本市となっています。
デザインに関しては自他ともに世界一を自負するフランスで開催される見本市だけに、世界中の注目を集めるのは当然かもしれません。伝統とモダンのいずれにおいても、いかにもパリらしい粋を集めた感があります。
また、日本人デザイナーや企業にとっても世界進出を目指す上での大きな足がかりとなっています。トレンドに関する情報だけではなく、商談の場としても大きな機会となっているのです。
メゾン・エ・オブジェのカテゴリー
メゾン・エ・オブジェは、25万平方メートルの広さを誇るパルク・デ・ゼクスポジションで開催されます。
会場内は、「メゾン」と「オブジェ」のセクションに分けられます。さらにそれぞれのセクションに、いくつかのカテゴリーが存在し来場者にもわかりやすい展示がされています。
メゾン
・クラフト(工芸品)
・ユニーク&エクレクティック
・トゥデイ
・フォーエバー
工芸品、オブジェ、現在進行形のライフスタイル、新たな試みのプレゼンテーションなどがテーマとなっています。
オブジェ
・スマート・ギフト
・ファッション・アクセサリーズ
・キッズ&ファミリー
・クック&シェア
・ホーム・アクセサリーズ
・ホーム・フレグランス
・ホーム・リネン
「デザイナー・オブ・ザ・イヤ―」の選出
メゾン・エ・オブジェでは、開催ごとにインテリア中でも特に優れたデザインに「デザイナー・オブ―・ザ・イヤー」を授与しています。
ちなみに、2020年1月には照明デザイナーのマイケル・アナスタシアデス氏が選出されています。
開催中のコンフェレンスには注目のデザイナーが登場
また、メゾン・エ・オブジェ開催中には、今を時めくデザイナーたちが登壇するコンフェレンが開かれます。
2020年1月のメゾン・エ・オブジェには、デザイナー・オブ・ザ・イヤ―を受賞したマイケル・アナスタシアデス氏のほかに、「ディモレストゥディオ」を運営するエミリアーノ・サルチ氏とブリット・モラン氏、そしてラミー・フィシュラー氏が登場し、大いに盛り上がりました。
メゾン・エ・オブジェの訪問をより快適にするために
メゾン・エ・オブジェの公式サイトには、アクセスのための最新情報や入場チケットの購入案内などが更新されています。
また、会場内を要領よく見学するためのアプリもありますので、メゾン・エ・オブジェをより快適に訪問するためにぜひ参考にしてみてください。
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