2020年　ミラノサローネの中止がアナウンスされました。

カザログからのお知らせ
6月に延期すると先日発表のあった2020年度のミラノサローネですが、新型コロナウィルス禍に終息の見通しが立たないことから、このたび正式に「中止」のアナウンスがありました。
ミラノサローネ公式ホームページを確認する
非常に残念ですが、一刻も早い終息を祈念しつつ、来年、さらにパワーアップしたミラノサローネの復活に期待したいと思います。

2020年　ミラノ・サローネは6月に延期

歴史に残る惨禍となったCOVID-19(いわゆる新型コロナウィルス)の蔓延。
毎年4月に開催されるのが恒例のミラノ・サローネは、2020年度は4月21～26日にかけて行われる予定でした。
しかし、COVID-19が北イタリアを直撃したことにより延期が決定。
第59回目となる2020年ミラノ・サローネは、6月16～21日に開催されることが公式ホームページにアナウンスされています。

感染拡大が中国から欧州全域に広がったCOVID-19は、ミラノを州都とするロンバルディア州、ヴェネツィアがあるヴェネト州で特に猛威を振るい、2月25日ににミラノ・サローネの延期が公表されました。その後、3月9日からイタリア全土に移動制限が敷かれています。

2020年のミラノ・サローネには、2200に及ぶ企業と600人ものデザイナーが参加予定です。
ミラノ市長ベッペ・サーラは、ミラノ・サローネの延期について次のように発言しました。
「ミラノ・サローネの主催者や参加者の危険を軽減するために、われわれは正しい判断をしました。ミラノは、いかなる問題にも客観的に対処します。いかなる問題があろうと、ミラノは前進をつづけます」

さらにサーラ市長は、ミラノ・サローネの開催を4月から6月に移動したことに伴う宿泊施設や会場周辺の混乱に対しても、イタリア政府の助力を請いながら真摯に対応することも明らかにしています。
イタリアにおけるCOVID-19の情勢はなおも予断を許さないため、ミラノ・サローネに来場予定のかたは今後も公式ホームページ及び日本の外務省のホームページの情報にご留意ください。

ミラノサローネにつきましてはこちらの記事で詳しく説明しております。是非ご覧ください。
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