「メゾン・エ・オブジェ」の舞台となるフランス有数の見本市会場とは
世界の注目を集める「メゾン・エ・オブジェ」とは
「メゾン・エ・オブジェ」とは、フランスはパリで年に2回開催されるインテリアをテーマにした見本市です。
イタリアのミラノ・サローネ、ドイツのケルン国際家具見本市と並び、ヨーロッパ三大見本市のひとつに数えられています。「インテリア業界のパリコレ」とも呼ばれるメゾン・エ・オブジェは、インテリアという範疇に収まり切らないさまざまな商品が登場。ファッション業界からも大いに注目され、開催中は8万人を超える関係者でにぎわいます。
メゾン・エ・オブジェの会場となるパリ・ノール・ヴィリパントとは
3000を超える展示がウリのメゾン・エ・オブジェの会場となるのは、パリの北部に位置するノール・ヴィリパント見本市会場。
メゾン・エ・オブジェをはじめ、包装展ALL4PACK、製菓見本市EUROPAIN、安全保障展示会EUROSATORY、食品見本市SIAL、光学機器見本市Slimoなどなど、国際的に知名度の高い見本市が行われる展示場として有名です。
パリの空の玄関口シャルルドゴールからもほど近いノール・ヴィリパント見本市会場は、1982年に完成しました。115ヘクタールに及ぶ敷地に8つのホールが並び、24万6千平方メートルの展示スペースを有しています。
毎年、さまざまな見本市やコンベンションが開催され、フランス国内外から関係者が集うのです。
ノール・ヴィリパント見本市会場へのアクセス
パリの北部に位置するノールヴィリパント見本市会場は、パリの空の玄関口シャルルドゴール空港からは7キロ弱のところにあります。
そのため、空港からならばタクシーでも5分ほど。
もし電車を利用するならば、RER B線の Parc des Expositions 駅で下車。シャルルドゴール空港からは、2駅です。
パリ市内からアクセスする場合は、空港に向かうAéroport Charles de Gaulle Terminal 2CDGに乗車し、Parc des Expositions 駅で降りることになります。パリ市内の主要な駅からは、快速電車に乗って25分ほどかかります。
渋滞などが懸念されますが、市バスでアクセスする場合は350番「Roissypole」行きで。Parc des Expositions RER で下車してください。バスで会場に向かう場合は、最低でも1時間かかることを念頭に置いておいてください。
バスも市バスも、運賃は4,2ユーロです。
パリ市内からタクシーで向かう場合は、ラッシュアワー時には1時間半以上かかることも。
タクシー料金は、パリ市内からはおよそ40ユーロです。ただし、スーツケースなどの大きな荷物がある場合は、別途料金が加算される場合もあります。
また、メゾン・エ・オブジェなどの大規模な見本市が開催される期間は、パリ市内や空港からシャトルバスがでることもあります。あらかじめ、メゾン・エ・オブジェのホームページで確認が必要です。パリ市内からのシャトルバスは、通常はPorte Maillot(ポルト・マイヨー)と見本市会場を結んでいます。
ノール・ヴィリパント見本市会場周辺での宿泊
見本市会場周辺には数軒のホテルがあるほか、見本市からはほどちかいシャルルドゴール空港近辺のホテルを利用する人も多いようです。
この場合は、見本市会場までシャトルバスが出ていることもありますので、予約の際に確認することをおすすめします。
見本市会場には駐車場もありますが、有料になりますのでご注意を。
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