輸入ビジネスの利益が飛躍的に拡大するたった2つの考え方とその方法
利益が出せる輸入ビジネスとは?
輸入ビジネスを始めたものの、利益幅が小さくてなかなか利益が出ない、と困っていないでしょうか?
インターネットとやる気さえあれば輸入ビジネスは始めることができますが、それだけでは大きく稼ぐのは困難です。
中上級の利益が出るビジネスとは何が違うのでしょうか?
ネット通販で仕入れ・販売する初級ビジネス
まず、初級ビジネスについて見ていきましょう。インターネット上で完結しています。
・仕入れ:インターネット通販(アメリカのAmazonやeBay、中国のアリババなど)から、国際宅配便(DHLなど)で最小ロットを輸入
・販売:インターネット通販(楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなど)に出店し、消費者向けに販売
手軽に少ない初期投資で始められ、在庫などのリスクが小さいのがメリットです。
一方、競合が多く販売価格は安くなりがちです。
仕入れ単価が高く、輸入にかかる費用も高いため、利益が小さいのが難点です。
中上級の輸入ビジネスとは?
稼げる輸入ビジネスのモデルはこんな感じです。
・仕入れ:海外のメーカー(販売元)からまとめて輸入。量により海上貨物輸送や航空貨物輸送を選択
・販売:自分の店(ネットやリアル店舗)のほか、国内の他の販売店にも販売
そんなことできるわけがないと思いましたか?
ビジネスのハードルは上がりますが、利益のレベルもグンと上がるので、輸入ビジネスを大きくするためには目指したいステージです。
中上級の輸入ビジネスを知るために、利益が上がるポイントについて見ていきましょう。
輸入ビジネスの利益が生まれるポイント
輸入ビジネスの利益とは?
まず基本は以下の通りです。
利益=売値-仕入れ価格(コスト)-経費
経費には、運送費や海外への支払手数料など仕入れにかかる費用のほか、販売にかかる費用などが含まれます。
仕入れ価格や経費は、為替相場や仕入れの金額・荷物の大きさなどにより、毎回変動します。
後悔することがないように、利益計算は事前にしておきましょう。
利益ポイント(1) マージンの確保
利益が出るビジネスに必要なのは、まず利益率アップです。
販売価格が高い、もしくは仕入価格が安ければ、その差であるマージンが大きくなります。
販売する価格が安くなってしまうのは、競合との価格競争があるから。
競争が少ない商品、もしくは競争しなくていい状況があれば、利益が上がります。
利益ポイント(2) 規模の利益
利益率アップで利益の単価を上げたら、もう一つのポイントはビジネスの規模です。
販売量が増えると当然利益の総額が増えます。
さらに仕入れの量が増えるので、物流費用を下げることができます。(詳しくは「在庫とリードタイムに注意」の章参照)
つまり、ビジネスの規模が大きくなると利益率がさらに上がるのです。
「商材発掘」が中上級ビジネスへの鍵を握る
では、どうすればそんな利益アップのポイントが実現できるのでしょうか?
キーワードその1は「商材発掘」です。
稼げる取扱商品を探すことが、ビジネスの利益と規模を大きくするキーポイントになります。
魅力的(ニーズがある)であり、競争が少ない商品であることが条件です。
ユーザーへの新しいメリットがあって、日本未発売の商品がベスト。
同じ商品や似たような商品がほかでも売られていると、価格の叩き合いが起きて、利幅がどんどん小さくなってしまいます。
新しさのある商品は、ユーザーに知ってもらうための努力が必要になりますが、利益が確保できるのです。
海外展示会で商材を探す
日本でまだ紹介されていない商品を探すには、海外展示会がおすすめです。
展示会には同じカテゴリーの会社・商品が集まり、業界のトレンドを確認し、新商品を一気にチェックすることができます。
商品を実際に見て、メーカー(販売元)の人と直接話ができるので、商品や会社を知ることができる格好の機会です。
手軽さの面ではインターネットで探すのが便利ですが、ベストな商材を選んで交渉するには展示会に足を運ぶのが効率的。
海外展示会の開催情報をチェックして、稼げる商品を探しに行きましょう。
独占販売権を獲得する
独占販売権とは、ある商品を特定のエリア(たとえば日本)で自分だけが販売できるという権利です。
他店が販売できないので、価格競争による値崩れを防げます。
独占販売権があれば、クラウドファンディングでの紹介も可能。
独占販売権があると利益が大きく違ってくるので、なるべく得られるように交渉しましょう。
「販路確保」でさらに大きなビジネスに
利益アップのポイント実現のためのキーワードその2は「販路確保」です。
自分の店だけで販売している場合、見込み客にたどり着けていない可能性は小さくありません。
販売量を増やすためには、顧客との接点を増やすことが必要なのです。
広告で自分の店の認知度を上げることも一つの方法ですが、もう一つ圧倒的に効果的なのが、商品を取り扱ってくれる店を増やすことです。
効果的な販路の選び方
消費者・ユーザーに販売する(BtoC、B2C)小売店は、スーパー、コンビニ、専門店、インターネット販売など。
企業向け(BtoB、B2B)ならディーラーなどです。
業種や店舗ごとに主な顧客層や品揃えなどが異なります。
商品の特徴を考え、見込み客に商品の価値が一番伝わりそうな販路を選択し、アプローチしましょう。
ほかに、多くの小売店と取引をしている卸(問屋)に扱ってもらい、卸が持っている販売網で売ってもらうという方法もあります。
企業相手の交渉に難しさを感じる人は多いようです。相談窓口など専門家のアドバイスも活用するとよいでしょう。
「販路確保」で利益と規模を拡大
商品を販売するルート「販路」を確保すれば、自分の店のみの販売と比べると、販売量が拡大します。
このとき、他店が販売する分でも中間マージンが得られるので、利益率・利益額も改善します。
利益、ビジネスの規模とも大きくなり、中上級の輸入ビジネスモデルが実現できるのです。
この販路確保のためにも、独占販売権は重要です。
メーカーから直接買うことができなければ、他店が自分から購入するしかないからです。
在庫とリードタイムに注意
中上級の輸入ビジネスでは、物流コストを削減できるのがメリットの一つです。
物流費用には量に比例する部分のほか定額の部分があり、最低金額が決まっています。
このため、一度に輸入する量が増えると、製品1個あたりの輸送費はグッと安くなるのです。
在庫を持つ
物流コスト削減のメリットを生かすには、月に1、2回など、必要量をまとめて輸入するのが効果的になります。
在庫を抱えることになるので、販売量に対して過度な在庫にならないように注意が必要です。
リードタイムが長くなる
また、量がまとまった輸入では、発注してから入荷するまでのリードタイムが長くなるのが通常です。
メーカーが生産する時間のほか、運送にかかる時間も、国際宅配便(DHLなど)<航空輸送<海上輸送 の順で長くなります。
リードタイムが長いので、在庫切れにならない在庫水準を確保しておくことも必要になってきます。
販売量の動向をウォッチし、見通しを立てることが大切です。
中上級の輸入ビジネスは楽しい
インターネットの輸入転売ビジネスから、もっと大きな利益を目指したいと考えているなら、中上級の輸入ビジネスモデルが目標になります。
キーポイントは「商材発掘」と「販路確保」。
手間やリスクも増しますが、自分でプロモーションし、商品を育てていく喜びもまた大きくなります。
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