海外で名刺交換をする前に確認!日本の作法ではマナー違反に⁉︎
初対面の名刺交換マナーは日本特有のもの
海外のビジネス相手との初対面の挨拶。第一印象を形成する大切な場面です。
日本のビジネスマナーではまず名刺交換からですが、実はこれは日本特有のものです。
海外の相手にとっては、名刺に視線を落としてお辞儀をするという仕草は、どちらかというとマイナスのイメージを持たれてしまいます。
海外で一般的な挨拶の方法を身に付けて、好印象でスタートしましょう。
挨拶&握手が重要
初対面で大切なのは挨拶です。明るい挨拶としっかりとした握手で、やる気と、信頼のおける人物であることを伝えます。
まず、“Hello.” などの呼びかけに続けて、自分の名前と会社名、役職などを伝えます。
それと同時に、相手の目を見て、しっかり相手の手を握って握手をします。
相手も同じように自己紹介をしますので、相手の名前を聞き取りましょう。その場で名前や役割を確認してもOKです。
挨拶の最後は “It’s nice to meet you.“ などのフレーズで締めます。どこから来ましたか、などのスモールトークなどが付く場合もあります。
名刺交換のタイミング
名刺交換は、握手が終わった後に、こちらの名刺を渡すのがスムーズです。
相手の名刺が欲しいときには、”Could I have your business card?” と聞きます。
名刺交換のタイミングは自由です。
先に名刺を交換したいと思ったら、自分から名刺交換を申し出ると良いでしょう。
商談中や商談後に今後の連絡先として名刺交換することもあります。
名刺交換のビジネスマナーはない
韓国など東アジアを除き、海外に名刺交換のビジネスマナーはありません。名刺も普通の書類と同様です。
日本では名刺はその人の代わりとして大切に扱うという考え方がありますが、海外では名刺は単に連絡先を書いたカード=紙という位置付けになります。
日本のマナーはこんなに違う
いわゆる日本の名刺の扱い方のマナーは、海外では必要ありません。
受け取った名刺はすぐに書類入れなどにしまって構いません。
名刺にメモをしてもOK。
逆に、名刺を渡す際の姿勢は日本流にならないように注意が必要です。お辞儀はせず、相手を見ながら渡しましょう。
名刺交換できないときの対応方法
海外では、ビジネスで人と会うときには必ず名刺交換をするという習慣がないため、名刺を持っていない人もいます。
名前や仕事の役割は挨拶の際に把握することになっているのですが、慣れていない上に言葉の問題もあるので、困難な場合もあると思います。
名前のスペルを聞く、書いてもらうなどの方法で、確認することができます。
名刺交換に頼らないで挨拶をしよう!
海外のビジネス相手との初対面の挨拶は、名刺交換からではなく、目を見て握手から始まります。
日本でも、名刺交換と合わせて、相手の顔を見て丁寧に挨拶をするようにしてみましょう。
名刺交換に頼らない挨拶の練習にもなり、日本でも好印象になります。
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