ヨーロッパ旅行で困らないための持ち物は？出張・女子の悩みも解決！

ヨーロッパ旅行に必要な持ち物は？

ヨーロッパは多くの人が訪れる憧れの海外旅行先です。
世界遺産の街並みや芸術・ファッションなど、歴史に支えられた文化が魅力。
一方で旅行中にはそんなヨーロッパらしさで困ってしまうこともあります。
本記事ではヨーロッパ旅行でよくある悩みに対処するための持ち物のポイントを解説します。
特に出張の人、女性、現地調達の時間がない人はぜひ参考にして準備してください。

防寒対策

ヨーロッパはホントに寒いです！
暖かいイメージの南欧でも北日本と同じくらいの緯度なので、ヨーロッパ旅行では秋の9月～春の4月頃まで防寒対策が欠かせません。

冬シーズンの服装

外の屋外は非常に寒く、室内は暖かいので、厚手のアウターで調節するのがおすすめです。
真冬にはニットなど冬用の帽子・手袋・マフラーなどが必須。暖かい靴や厚手の靴下なども用意しましょう。
カバンに入れて持っていくなら、かさばらないウルトラライトダウンなどや、衣類圧縮袋を使うと便利です。

冬場は乾燥対策も

ヨーロッパは日本より湿度が低く感じます。更に暖房で室内はかなり乾燥しているので、乾燥対策が必須です。
特に女子は保湿クリーム・ハンドクリーム・薬用リップなどを忘れずに。
コンタクトレンズの人は乾燥でトラブルが起きやすいので、目薬のほか予備のレンズや眼鏡も持ち物に入れておきましょう。

ディナーにふさわしい服装

レストランにディナーで出掛けるときはドレスアップする習慣があります。
レストランによってはドレスコードがあり、スマートカジュアルが必須。
カジュアルすぎる服装や露出度が高い服装は避けましょう。
ビジネス出張の取引先とのディナーでも、日中のビジネススーツから着替えるのが一般的です。
おしゃれ感のある上着や、女性ならワンピースなどを用意すると気後れせずに済みます。
靴やバッグも忘れずに。小さめのバッグを持っていくと、ディナーや朝食のときに便利です。

ホテルの部屋で仕事をしたい

ヨーロッパ旅行で困るのがホテルの部屋の環境です。
ホテルで調べものや仕事をする人は準備しておきましょう。

コンセント

古いホテルではコンセントが少なく充電に困ることがあります。
複数口のコンセントやUSBポートが付いた海外旅行用の電源タップを持っていくと、同時に充電できるので時間がない時にも安心です。
ヨーロッパのコンセントの形状はCタイプかSEタイプ、イギリスはBFタイプ。電圧は220-240Vです。
日本の電気機器はそのまま使えないので、コンセント変換アダプターと、対応する電圧の確認をお忘れなく。

Wi-Fi

ヨーロッパのホテルでは、Wi-Fiがあるのはロビーやバーなどの公共エリアだけのところが少なくありません。
Wi-Fiなしでいつものようにスマホを使うと高額な海外ローミング料金が発生してしまいます。
自分の部屋でスマホやPCを接続したい人は、空港でWi-Fiルーターをレンタルしていくか、携帯電話会社（NTTドコモなど）の海外パケット定額プランへの申し込みが必要です。出発前に手続きを忘れずに。

ホテルの部屋が暗い

ヨーロッパ旅行で日本との違いを感じるのが照明の明るさです。
間接照明が多くエレガントな雰囲気ですが、ホテルの部屋やバーは日本人にとっては暗すぎて文字が読めないこともあります。
本や資料などを読みたいときには小さな携帯用LEDライトを持っていくことをおすすめします。

エコ対策に対応した持ち物

ヨーロッパは環境意識が高く、エコ対策が浸透しています。旅行の持ち物も対応した準備が必要です。

ホテルのアメニティ

使い捨てのアメニティは提供しないホテルが増えています。
地球温暖化対策のため、EUではホテルのアメニティーグッズなどの不必要なパッケージを禁止する方向です。
シャンプーとボディーソープは大きなボトルで置いてある可能性が高いですが、そもそもコンディショナーはあまり見かけません。
日々使うものは使い慣れたもの一式を小分けにして持っていくと安心です。
またスリッパやパジャマはないので持っていきましょう。

買い物でもエコ

レジ袋削減も進んでいて、買い物をすると商品をそのまま渡されます。
旅行中にはお土産など買い物をする場面が多いので、エコバッグを多めに用意しておくといいでしょう。
また、スーパーでデリなどを買うときはフォークやスプーンは付いていないので注意。
割り箸や使い捨てスプーンなどを持ち物に入れておくのがおすすめです。

ヨーロッパ旅行を楽しむための持ち物

ヨーロッパ旅行で起こりがちな悩みを解決するための持ち物を紹介しました。
このほかパスポートや常備薬などの海外旅行の基本の持ち物や、夜行便なら寝られるように軽くて暖かい上着やネックピロー・アイマスク・耳栓なども用意しておきましょう。
持ち物でしっかり対策を整えて、ヨーロッパ旅行を楽しんでください。