1. HOME
  2. ブログ
  3. IRのメリット・デメリット

IRのメリット・デメリット

2018年に可決されたIR実施法。IR実施法とは、「特定複合観光施設区域整備法」の通称で、カジノを含む統合型リゾート施設の設置に関する法律のことです。(カジノ・ホテル・劇場・国際会議場・展示会場などの施設やショッピングモールなどが集まった複合的な施設のことで、“integrated resort”の略語です。)最近では、IR誘致自治体である横浜の市長選挙で、IR誘致反対の山中竹春氏が当選しました。IR誘致は多くの議論を呼んでいます。

反対意見が多く見える中、本当にデメリットの方が多く、メリットは少ないものなのでしょうか。この記事では、IR誘致のメリット・デメリットを紹介していきます。 

1)IRのデメリット

IR実施法は、カジノ法案と呼ばれることもあり、様々なデメリットを抱えていると言われています。確かにカジノ=ギャンブルなので、そもそもあまり良いイメージを持たない人も多いでしょう。

IR誘致を行うことで、以下のようなデメリットがあると考えられます。

・ギャンブル依存症¥。

マネーロンダリングに関しても、例えば犯罪組織が悪事を働いて得たお金をカジノで使い、ギャンブルに勝って賞金を得る。これを繰り返すことで、元々の資金の出所が分かりにくくなり、資金が浄化されたことになるのです。

 治安の悪化も、このような悪いことを考える人、大金を持った人を利用しようとする人などが集まりやすくなることから懸念されています。

 ただ、もちろん政府もデメリットを放置しているわけではなく、様々な対策法を用意しています。

・カジノ事業への規制:入場規制や入場料の設定、業務規制など

・マネーロンダリング対策:チップの交換等の取引を確認、記録の作成・保存など

 簡単に言ってしまえば、運営側も利用側も常識を持って行動するよう法整備することで、安心して楽しめるよう考えられているようです。

参照:https://vegasdocs.com/casinohouan/mondai.html 

2)IRのメリット

IRの大きなメリットして、以下の事柄が挙げられます。

・外国人観光客による経済効果

・雇用促進

海外にはいくつかカジノがあるので楽しみ方を知っている人も多いですし、外国人観光客が観光の一環としてカジノを訪れる可能性が高いです。アメリカのシティグループの試算によると、東京・大阪・沖縄にカジノを作った場合の市場規模は、なんとその額約15,000億円にも上るとされています。 

またIRはカジノだけでなく、統合型リゾートとして複数の店舗や施設が連なる場所です。会議場に展示場、宿泊施設など運営や管理に人員が必要なので、雇用促進にも繋がります。大きな施設だと清掃やクリーニングなどの需要もあるでしょう。

どうしてもデメリットに目が向きがちですが、経済や雇用と言った、日本で暮らす人の基盤となる部分に対して良い影響を与えてくれます。 

参照:https://vegasdocs.com/casinohouan/merit.html

https://vacks.paid.jp/?p=3687

3)カジノの経済効果レポート・事例

・大和総研の2017年のポートによると、IRで日本の名目GDP0.2%程の経済効果が見込まれます

外資企業と連携してカジノ事業に向けて動く日本企業も出てきていて、日本の経済成長の切り札として期待大です。そしてカジノ事業が軌道に乗れば、さらに力を入れる企業も増えていくと予想されます。

参照:https://www.bank-daiwa.co.jp/column/articles/2019/2019_198.html

・カジノゲーム市場の成長

カジノゲーム市場を考える上で、カジノゲーム機市場を欠かすことはできません。カジノゲーム機市場は、2027年に1319,180万米ドルの到達見込みだと言われています。ギャンブルだけでなく娯楽目的でも作られていますが、スロットマシンが占める割合が多く、カジノが作られることでより成長する市場だと考えられるでしょう。

参照:https://www.value-press.com/pressrelease/272106

・カジノ大国での市場・経済効果

272のカジノ施設があるネバダ州では、IRの売上規模は29,365億円に上ります。シンガポールのカジノ施設は2か所のみですが、売上規模は5,483億円、2017年時点で40のカジノ施設があるマカオの売上規模は37,030億円です。国内だけでなく、海外から来た人も利用すると考えると、その経済効果は莫大なものであるということが分ります。

参照:https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/real-estate/articles/re/ir-business-earning-structure.html

 ・オンラインギャンブル市場は、2020年に667億米ドルの規模に達しました。

IRの中には、オンラインカジノも含まれています。にはスマホでプレイ遊べるオンラインカジノも増えています。手軽な分きちんと自制しなければいけませんが、カジノが気になる人は一度オンラインカジノでプレイしてみるのもおすすめです。

オンラインカジノではボーナスが設定されていることもあり、お得にプレイできます。例えばBonusFinderというサイトでは、パソコンだけでなくスマホで遊べるオンラインカジノや、各カジノで貰えるボーナスを分かりやすく紹介しています。

参照:https://www.jiji.com/jc/article?k=000000055.000071640&g=prt

以上のように、IRには経済を向上させる可能性が多大に含まれているのです。デメリットばかりに注目するのではなく、日本の未来を見据えたメリットについても考える必要があるでしょう。

4)まとめ

IR実施法の整備によって、日本でカジノを楽しめる日も近くなってきました。実際にカジノ施設がなくても、オンラインカジノでは、ウェルカムボーナスや入金ボーナスが多数あり、気軽に体験できます。BonusFinderのように一覧でオンラインカジノについて紹介しているサイトを参考にするのも良いですね。実際にランドカジノをプレイする前に、オンラインカジノで体験してみてはいかがでしょうか?

貿易ビジネスの最新情報を
無料でGETする方法
※ご登録いただいたメールアドレスに貿易ビジネス情報を配信します。
※「メールが届きません」というお問合せをいただくことがあります。迷惑フォルダーに届いているケースがあるようです。メルマガ登録直後にシステムから自動にサンクスメールが送られますので迷惑フォルダに届いてないかをご確認いただければと存じます。お手数おかけします。
メールマガジンの停止はお問い合わせよりご連絡下さい。

関連記事