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輸入ビジネスの仕入れの方法は?リスクとコストの仕組みを理解しよう

輸入ビジネスの仕入れの方法について書かれた記事中のイメージ画像です。港に停泊する輸送船とおびただしい数の色とりどりのコンテナが積み上げられています。

リスクが小さい小口仕入れ

仕入れは輸入ビジネスの成否を分ける重要な要素です。
ビジネスの規模や商品の特性により、適切な仕入れの方法は異なります。
輸入ビジネスの立ち上げ時など、試行錯誤を重ねたい段階では、在庫を持つことはリスク大です。なるべく最小数量での仕入れを選択します。
受注後にその分を仕入れれば、在庫リスクはゼロになります。(禁止しているECモールもあります)

小ロットの仕入れ先はネットショップが便利

小口仕入れの際の仕入れ先は、ネットショップなど小売業者です。
大手のECモールには、Amazon や、中国のアリババ、タオバオ、オークションサイトのeBayなどがあります。
外国のAmazonのサイトでは、日本のサイトに掲載されていない商品を探すことができます。

各国のサイトのリンク

言語は異なりますが、Googleの翻訳機能などを使えば、大体の意味は分かります。
輸入方法はDHL、FEDEX、EMSなどの国際宅配便が多く、一般的には国内の宅配便のように手続き不要で届き、早ければ発送の翌日に届く短いリードタイムが魅力です。
特別な専門知識や資金力なしで、簡単に始めることができます。
デメリットは、ライバルが多く競争が激しいことと、輸入コストが高いことです。

大口発注できればコストが削減できる

輸入ビジネスが軌道に乗ったら、一度にまとまった量を仕入れて、コスト削減を図りましょう。
大口発注の際の仕入れ先は、メーカーや、メーカーの販売代理店です。
直接購入だと、小売業者のマージンがない分、安いコストで仕入れられます。
また、まとまった数量を一度に運ぶことで、一定量以上だと輸送コストが割安な海上貨物輸送や航空貨物輸送を使って、物流コストを削減することができます。
大口発注のデメリットは、在庫を多く持つことと、特に海上輸送ではリードタイムが長くかかることです。

メーカーや代理店はどうやって探す?

メーカーや販売代理店を探すには、インターネット情報のほか、海外のネットショップや実店舗で売っている商品をチェックするのが効果的です。
日本や海外で開催される国際展示会も仕入れ先を探す良い機会です。
公的支援では、ジェトロが提供している国際ビジネスマッチングサイトTTPPがあるほか、ミプロが輸入ビジネスの相談に応じています。
但し、すでに購入ルートがある場合や、日本に販売代理店がある場合には、そこから購入することになるのが一般的です。

最適な仕入れ方法を選択しよう

仕入れは輸入ビジネスの成否を分ける重要な要素です。中でも、過度な在庫リスクを避け、高額になりやすい物流コストを削減することが重要なポイントになります。
仕入れの方法により、小口仕入れで在庫リスクを抑えることや、大口発注でコストを削減することが可能です。
リスクとコストのバランスを考慮して、最適な仕入れ方法を選びましょう。

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