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輸入ビジネスの商品選定のツボ3選|商品の価値と品質を見極める

輸入ビジネスにとっての商品の魅力

輸入ビジネスで商品選定は重要なポイントです。
どのように販売する商品を選んでいますか?
「売れる商品」。需要があることは必要な条件ですが、それだけだと競争が厳しく苦しいビジネスになってしまいます。

商品の魅力とは?

消費者が価格で選ぶ商品は、価格勝負なので値下げ競争が続きます。
一方消費者に商品で選んでもらえると、利益が確保しやすいビジネスになります。
たとえば機能やデザインなどに新味のある商品。こんな風な生活ができるという切り口がニーズを掘り起こすこともあります。
レア品、限定品も一部の人に強い需要があります。
狭く深い専門分野を持って、新奇性のある商品を探すとビジネスが強くなります。

販売面を支える商品選びのコツ

商品選びの際には他の販路・価格を必ずチェック。
コストを試算して値ごろ感がある価格で販売できるか確認します。
新奇性の面でも価格競争の面でも、日本では売られていない商品がベストです。

輸入ビジネスにとっての商品の品質

商品の価値と並んで輸入ビジネスにとって重要なのは品質です。
品質が悪いと販売したものがクレームで全部返品・・・ということにもなりかねません。
日本で受け入れられる品質かを確認して発注・購入することが重要です。

日本の品質要求はとびぬけて高い

意識したいのが日本の品質要求は他の国では想像できないほど高いということです。
アメリカなど先進国でも不良品は珍しくありません。
一方、日本では完璧な商品が期待されています。商品やパッケージのキズ・汚れ、端面のほつれやバリ、ゴミ付着などがクレームになるのは日本の感覚です。

輸入ビジネスの品質確保のコツ

メーカーと品質基準を設定し、受け入れ時には必ず検品してください。
中国からの輸入など品質に不安がある場合には、代行業者に依頼して現地で検品すると輸入・返品の手間が省けます。
売り込みのサンプルやデータは良い例を選んでいるので、量産品の参考にはなりません。まずは少量で受け入れて確認するといいでしょう。
まるごと損失にならないように慎重にリスク回避することが重要です。

実力に合った商品を選ぶ

輸入ビジネスは商品によって取り扱いの難易度が異なります。
初心者に難しいのは以下のような商品です。
・壊れやすいもの・・・輸送中の破損事故対応が必須
・重い商品、大きい商品・・・送料が高額なので、輸送方法を適切に選択するのがポイント
・アフターサービスが必要な商品・・・提携先が必要
自分が対応するのが難しい商品を選ぶと、コストがかさみビジネスが厳しくなります。
実力に合った商品を選ぶようにするのがポイントです。

規制がある商品は高コスト?チャンス?

輸入ビジネスでは日本の法律に対応するのは輸入販売する人・会社の責任です。
輸入・販売に規制がある代表的な商品は、食品、食器、生き物、薬・化粧品など。
たとえば化粧品を輸入・販売するには薬事法に従って許可と届出が必要です。
食品、キッチン用品(食器、調理用具)や乳幼児用のおもちゃには食品衛生法が適用され、日本の基準を満たしたものしか輸入・販売できません。
手続や確認が必要なので、ちょっとだけ輸入転売するのは困難で手間ばかり掛かります。
一方で、気軽に輸入転売できないというのはライバルが少ないというチャンス。
専門的にこの分野の商品を扱うと決めたら、最初はプロの手を借りて勉強するといいでしょう。

商品選定のツボを押さえて持続可能な輸入ビジネスを

輸入ビジネスの商品選定のツボは、商品の魅力と品質の確保です。
商品によって異なる難易度もビジネスの成否を分ける重要なポイントになります。
過剰な競争や最初から難しい手続きに直面すると消耗してしまいます。
商品選びを工夫して、利益が出て持続的な輸入ビジネスを目指してください。

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