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輸入販売は起業しやすいビジネス!?メリット・デメリットを解説

未経験で輸入販売を起業できる?

個人が販売ビジネスで起業を検討するなら、輸入販売は有力な選択肢の一つです。
しかし「未経験の個人が輸入販売で起業できる?」「稼げる?」という点が気になるところではないでしょうか。
本記事では未経験の個人が輸入販売で起業する条件や、輸入販売ビジネスで起業するメリット・デメリットを紹介します。

起業に必要な条件は?

輸入販売で起業するのに必要なのは、
・若干の自己資金(百万円程度が目安)
・ある程度の時間(夜などでOK)
・荷物の保管と開梱・梱包作業の場所
・パソコンかスマホ
これだけです。
資格や免許などもありません。(商品による規制は後ほど解説します)
思い立ったらすぐ起業でき、副業でも手掛けやすいビジネスです。
少ない自己資金で始められるので、輸入販売は比較的起業しやすいビジネスと言えます。

輸入販売に必要なスキルは?

「初心者がいきなり輸入販売できる?」というのも心配な点でしょう。
確かに輸入販売にはやや難しい内容があります。
・輸入の専門知識
・外国語
・海外とのやりとり など。
将来輸入販売の規模を拡大するためには身に付けたいスキルですが、インターネット通販や翻訳ツールなどを使ってスキルなしで起業する人もたくさんいます。
必要なのは、言語や文化が違う相手とコミュニケーションする!という意欲と、必要に応じて学習するやる気です。
スキル不要で輸入販売を始める方法はこちらの記事で解説しています。

継続的に輸入販売ビジネスを運営する際には、開業届を提出し、税関輸出入者コード(税関発給コード)を取得します。詳しくはこちら。

輸入販売は稼げますか?

輸入販売は商品選択や価格設定などの自由度が高いのが特徴です。
輸入販売のメリットを生かして安定的に販売できると稼げるビジネスになります。

輸入販売のメリット・魅力は?

輸入販売は、外国の安い商品や魅力的な商品を日本に輸入し販売するのが仕事です。
・海外の価格が日本より安い商品
・海外の安い製造コストで作るOEM(オリジナル商品)
・日本で販売されていない商品、レアな商品
このような商品では仕入れ価格と販売価格の差を大きく取れて利益が確保できます。
個人ビジネスなら、競争があまりないニッチ市場を狙い、高い利益率を得ることも可能。
また、日本で知られていない素晴らしい商品を紹介できるのも輸入販売の大きな魅力です。

なかなか利益が出ない人の原因

とはいえ起業後しばらくは思うように利益が出ないことも多いようです。
初めのうちは費用を正確に計算するのが難しいことが原因の一つでしょう。
輸入に関する費用は以下のように多岐にわたります。
・運送料
・保険料
・輸入諸掛、港の費用
・関税、消費税
・海外送金費用
また、仕入れ価格や費用などが米ドルなど外国通貨建てで、為替レートが変動します。
慣れるまでは少量の取引で経験を積み、トライ&エラーで学ぶことも必要です。

輸入販売の利益を大きくするには?

輸入販売の利益を大きくするには、商品・販売方法を適切に選択するほか、まとまった量を船で運ぶ、海外メーカーなどから直接仕入れる、などの方法が有効です。
中でも、独占販売権(自分以外には販売させない権利)を獲得すると、価格競争にならず安定的に販売することができます。

輸入販売のデメリット・注意点は?

輸入販売で起業する上でのデメリット・注意点も確認しておきましょう。

リードタイム

海外から輸入するので時間がかかる場合があり、少し先の計画を立てる必要があります。

品質管理

商品が届いたら丁寧な検品が欠かせません。海外とは品質の感覚が違い、日本では売り物にならないものがよくあります。

輸入・販売の規制

商品によっては輸入・販売するのに許認可などの手続きが必要です。
代表例は食品、酒類、化粧品など。ほかにも食器・調理器具、電気製品など対象は広く、早めに手続き内容の確認が必要です。
また、偽ブランド品などの輸入禁止品目や、絶滅の恐れがある動植物などに該当しないかも確認する必要があります。

輸入者が製品に責任を持つ

国内品であれば製品に責任を持つのはメーカーですが、輸入販売ではメーカーは海外なので、日本国内で責任を負うのは輸入者です。
家庭用品品質表示法に沿ってラベルを付け、製造物責任(PL)法に対応する必要があります。PL保険には必ず加入しましょう。
また、メンテナンスなどが必要な商品はアフターサービスの提供も必要です。

輸入販売は個人が起業しやすいビジネス

以上、輸入販売で起業する条件とメリット・デメリットを見てきました。
法律上の注意点などに留意する必要はありますが、取り扱いや手続きが簡単な商品、スキルに応じた取引方法を選べば、未経験の個人でも起業することができます。
良い商品を見つけたときが起業のチャンス!
興味を持ったらまずお試しで売買してみてはいかがでしょうか。

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