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輸入販売ビジネスで起業するのに必要な条件&注意点は?

輸入販売ビジネスの起業は比較的簡単

副業やフリーランスで起業する人が増えてきています。
輸入品を国内で販売するビジネスも人気の選択肢です。
輸入販売ビジネスは起業するためのハードルが低く始めやすいのが特徴です。
起業に必要な条件を見ていきましょう。

自己資金は?

起業で気になるのが自己資金。
自己資金があまりない人でも、商品を仕入れる資金だけあれば、輸入販売ビジネスは始められます。

無在庫販売なら自己資金なしも可能

資金があまりない人の起業には、在庫をあまり持たない形での転売がおすすめです。
インターネットショップでの無在庫販売なら注文を受けた分だけ発注できるので、クレジットカードさえあれば自己資金なしも可能になります。(禁止しているECモールもあります)

自己資金を活かしたまとめ輸入も

逆に自己資金があるなら、資金力を生かしてまとめ輸入することで、コストを下げて利益を上げるビジネスも考えられます。
とはいえ起業した最初は在庫を廃棄するリスクも考えて慎重に仕入れるとよいでしょう。

海外とのやりとりは?

輸入販売ビジネスが国内商売と一番違う点は、仕入れ元が海外だということです。
利益の源泉となるのは情報や流通の遠さ。そこを乗り越えて仕入れるのが腕の見せ所です。

外国語にアレルギーがないこと

輸入販売ビジネスでは英語が共通言語になります。中国では中国語もできた方がベター。
でも、英語や中国語が使いこなせることは必要条件ではありません。
ネットモールでの仕入れくらいなら、Google翻訳などの機械翻訳でなんとかなります。取引先とのメールや電話はサポートを頼む人もいます。
海外とのやりとりが難しい点は、言語の違いのほか、考え方や制度も異なるため、意思疎通が難しいことです。
輸入販売での起業に最低限必要なのは、外国語や海外とのやりとりに抵抗感を持たずに取り組めることです。

資格は?

輸入、国内の販売とも、起業するのに必要な資格はありません。
貿易や物流の知識が必要になってきますが、インターネットや本で調べたり、アドバイスを受けたりすることができます。
(インターネットは誤情報が多いので注意)
販売もインターネット通販なら始めるのは比較的簡単です。

許認可がいる商品がある

取り扱う商品によっては輸入や販売に許認可が必要なものがあります。
代表的な商品と規制法は以下の通りです。(ほかにもあります)
・食品や食器など:食品衛生法
・化粧品や医薬品など:薬事法
・ワインなど酒類:酒税法や食品衛生法、酒類業組合法
そもそも輸入が禁止されているものもあります。偽ブランド品、コピー商品、麻薬、けん銃、爆発物など。
少量の小口輸入でも例外にはなりません。該当するものがないかチェックが必要です。

輸入販売ビジネスの起業はここに注意!

輸入販売ビジネスの起業で注意が必要な法律があります。

輸入者に責任があるPL法

輸入品の場合、製品に関するトラブルの責任は輸入者にあります。
国内製品ではメーカーが対応している製品の表示(家庭用品品質表示法)や、PL責任(製造物責任法)などに、輸入者が対応する必要があります。
PL保険には必ず入りましょう。

販売に関する法律

販売に関する法律が適用されます。
たとえば以下の通りです。
・景品表示法(誇大広告の禁止など)
・特定商取引法(ネットショップの事業者情報の表示など)
・古物営業法(中古品を取引するのに必要な古物商許可など)

輸入販売ビジネスで起業しよう

輸入販売ビジネスの起業は特に必要な条件もなく、少ない自己資金で始められます。
英語力も輸出入の知識もあればベターですが、必須ではありません。
必要なのは多種多様な問題に対応する意思。
日本未上陸の商品を発掘して紹介するのは、輸入販売ビジネスの醍醐味です。
輸入販売ビジネスで起業を検討してみてはいかがでしょうか。

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