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海外から商品を仕入れる方法とは

海外展示会を活用する

海外から商品を仕入れる方法には、現地で行われている展示会・見本市などに参加してビジネスパートナーを見つけ、国際配送サービスで目的の商品を手配してもらうといったやり方が存在します。

海外メーカーと直接知り合いになるという方法もありますし、展示会などで出会った同業者とパートナー契約を結ぶ方法もあります。いずれにしろしっかりと相手をみきわめ、信頼できる相手を見つける必要があります。

自分で足を運んで海外展示会に参加する場合、実際に目で見たり手を触れて商品を確かめることができるため、日本で販売して利益を得やすい好商材を見つけられる可能性が高くなります。

自分で行く、というスタンスでいれば、世界中のあらゆる国や地域が仕入れ先となりますし、予定していた展示会で良い商材にめぐりあえなかったとしても、翌週の隣の国での展示会で運命の商品に出会うといったような、輸入ビジネスのある種の醍醐味を味わうことができるのもメリットと言えます。

メーカーに直接問い合わせる。現地の店舗に行ってみる。

展示会参加のついでと言ってはなんですが、展示会の開催地は大都市の中心地である場合が多いため、付近の店舗などを訪れてみることも、思いがけない商材との出会いという点で意味があります。

気に入ったものがあれば店員にメーカーのことを尋ねたり、生産元もかねている場合は即座に独占販売交渉をしてみるのも1つの手です。スピード感というのは輸入ビジネスにおいてもとても大切です。良いなと思っている商品を他の業者が国内で専売してヒットして、というようなことがないようにしたいものです。

メーカーなどに伝えるべきこととは

卸や生産者が気にするのは、端的に言ってこちらの日本での販売実績ということになります。過去に国内販売して成果のあったものなど、いつでも提示できるように携行しておくことをおすすめします。

国内で知られていない、流通の少ない好商材を見つけて、そうしたものを販売するための独自の手法やルートを説明しましょう。

また、首尾よく契約が取れそうな状況になっても焦りは禁物です。取引形態についてなど、しっかりと詰めておかないと後々トラブルの元になります。

初回からいきなり大ロットで取引しようとせず、段階をふんで取引量を増やしていきたいむねを事前にしっかり伝えておくことで、認識の齟齬が起きにくくなります。無理をせず太く長い関係を築きたい、そういう思いをしっかりと伝えるようにしましょう。

配送や支払い方法について取り決める

お互いに契約内容に納得して合意できたら、配送の手段について話を進めます。先方のやり方があればそれを尊重するのも良いですし、こちらで希望の輸送手段がある場合はそのことも事前に伝えておきましょう。

輸送同様重要なのが支払いについての取り決めです。全額前払いするのか、デポジット払いをしつつ商品を配送する段階で残りの金額を入金するのか、細部を詰めておきましょう。

もちろん、最終的な支払いに関しては、メーカーから案内を受けた支払い条件を確かめた後に行う事が前提となる上に、企業側からメールにて送られる情報に則って進めていく形になります。海外送金サービスを利用して海外送金を実行する際には、入金を完了させた時に表示される画面を記録しておくようにしましょう。送金完了を伝える際に必要になりますし、送金を行ったのにも関わらず反映されないなどの状態になった時にはトラブル回避のためにも有効です。

メーカーが発想を行い、時日を経て手元に商品が届いたら、1つずつ細部に至るまで検品を行いましょう。

不良品などのトラブルの場合にも事前の契約が生きますので、決断は早く、交渉は粘り強く行うようにしましょう。

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